最近のお気に入りシリーズ、ポリ袋。
今回は、ポリ袋ってところではなく、酒粕ってところに惹かれて買いました。
何故なら、それは、甘酒が美味しい季節だから。
甘酒つくるのに酒粕買うんだから、酵母も作りたいなって。
前に自家製酵母にはまってたときにも作ったことはあって、発酵力が強かったというのは覚えているんですが、いろんな人のレシピを見て見たいと思って買いました。
そんなこの本はこんな構成で成り立ってます。
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【甘酒酵母の作り方】
・甘酒を作る
・甘酒酵母エキスを作る
・甘酒酵母元種をおこす
【酒粕酵母の作り方】
・酒粕を準備する
・酒粕酵母エキスを作る
・酒粕酵母元種を作る
【ストレート法】
・ロールパン
・イングリッシュマフィン
・ミニ食パン
・リュスティック
・ベーグル
・プチバゲット
・カンパーニュ
【元種法】
・角食パン
・ソレイユ
・シナモンロール
・ベーコンマヨネーズロール
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それぞれのパンにはいろんなフィリングのバージョンとかがあって、パンの種類は豊富です。
しかも、どっちかっていうと和な感じのフィリングが多い。
甘酒酵母って甘酒から作るもんかと思いきやまさかの米と米麹から甘酒を作るところから入りますw
パンはポリ袋で簡単に作る方法なのに、甘酒はおかゆを作ったり、保温したりと細かいですw
ちなみに、うちの場合はここで致命的なことが判明しました。
この甘酒を作るのに、70度で保温という作業が大事らしく、そのため、炊飯器や電気ポットを使って作られています。
そしてうちには炊飯器も電気ポットもない!
うちは、土鍋にティファールの魔法瓶ポットなんですよね・・・・。
まさかの出だしでしたけど、そこは酒粕酵母で挽回できそうです。
酒粕は市販のものでした。
レシピはストレート法が59頁、元種法は21頁と珍しい配分だと思います。
あくまでも甘酒、酒粕の風味を生かしたレシピを重要視しているみたいです。
しかも、この本はポリ袋だけではなく、容器を使っても出来る。
オーブンだけじゃなく、フライパンやオーブントースターでも焼けるレシピがあります。
あと、牛乳パックを使って角食を焼いてます。
こういう部分は震災の時やキャンプでも使えそうだなと思います。
パンの種類よりはパン作りの手法で目から鱗。
視野を広げることが出来る一冊だと思います。
河出書房新社
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