少しのイーストでゆっくり発酵パン—こんな方法があったんだ。おいしさ再発見!

この本を初めて見たときは衝撃的でした。
それまではABCで習ったパンばかり作ってたけど初めてハード系を作ってみようと思った本。
まだ酵母の良さを知る前で、酵母で作るなんてわたしにはできそうもないなーと思ってた頃。

イーストでこんだけのクオリティ?
まっさかぁ~って感じでした。

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この本の構成は

・イーストのおべんきょう
・粉のおべんきょう
・基本のプチパン
→ここで、計量からこね方、一次発酵で
オーバーナイト法の説明、分割、成形
焼成まで細かく解説。
・基本のリュスティック
・基本のパン・カンパーニュ
・基本のバゲット
・基本のパン・ド・セーグル
・基本のベーグル
・基本の食パン
・基本のパン・オ・レ
・基本のブリオッシュ
・基本の牛乳パン
・発酵菓子

とパンの幅は結構広いです。
ハード系全般。

説明も細かいので、比較的初心者でも大丈夫。

一番わかりやすいなと思う説明は、1次発酵の目安。
小さ目の900mlボールを使って、これいっぱいになるまでっていうのは、そのボールを持ってさえいれば誰でも同じように発酵を待つことが出来る。
初心者の頃、生地が1.5倍になるまでって言われても、どれくらいかって思ってしまうから。

この著者の本は、今、有名なパンブロガーさん達が結構な確立で影響受けている。

これをきっかけに次へのステップに行こうと思えるいい本だと思います。